水処理プラントメーカーとして昭和49年より営業しています。長野県千曲市は、森のあんずや上山田温泉が近くにあり、自然豊かな地域であるとともに、千曲川の上流にあることから昔から環境(特に水)に対しての環境保全の意識が高い地域です。そんな場所を拠点に40年以上培ってきた技術が東亜化工機最大の強みです。
常に高い意識をもち、多くの排水処理プラントを手掛け、新技術を取り入れながら良好な結果を残す。地域の環境保全に対する姿勢が、多くのお客様から信頼されています。
東亜化工機では、工場排水処理施設の設計施工にあたり、排水の調査(分析)からプランニング(システムエンジニアリング)、設計、施工(工事)、管理までを一貫して自社で行うことができます。
東亜化工機では、自社で水質分析ができる社員が所属しています。計量機器も揃っているため、迅速かつ精度の高い分析を行うことができます。工場排水の計画にあたる基礎調査では、弊社社員が直接出向き、工場の中の製造ラインを見て必要なところから採水をして必要な分析を行います。計画にあたる社員が直接現地を見て必要な調査ができることは弊社の大きな強みです。
分析業務を長年にわたって行ってきたため、機械、設備、化学さまざまな面において、プランニングを一緒にできる技術者が揃っています。
弊社では、以下のような技術者を抱えています。信頼のおける設備施工と顧客満足度の高い施設の提供を行うことができます。
・機械設計技術者(2名)
・機械部門総合技術管理者(2名)
・電気工事施工監理技術者 1級(2名)
・管工事施工監理技術者 1級(4名)
・管工事施工監理技術者 2級(2名)
・土木施工監理技術者 1級(3名)
・浄化槽管理技術者(5名)
浄化槽管理技術者(5名)が定期的に施設を巡回管理しています。施設のトラブルには、迅速に対応する体制が整っています。
長年にわたり、千曲市内の下水道施設のマンホールポンプ設備39機場を、24時間体制で千曲市から委託されて管理している実績があります。
弊社の提供した施設においても、24時間のトラブルに対応するシステムが構築されており、顧客の皆さまに安心をお届けしています。
私たちは、主に以下のような新しい技術に取り組んでいます。
従来型のメタン発酵設備は、大型で設備費が莫大にかかり、中小の食品工場では手が出ないものでした。この設備を小型化することにより、コストを抑え、中小の食品工場でも導入しやすくなりました。また、他の設備と違って動力源が少ないため、電気代が大きく削減するというメリットがあります。
従来の加圧浮上設備では、排水中に含まれる油が参加し、酢酸や酪酸といった悪臭物質に変化してしまい、加圧浮上設備自体が悪臭の発生源になってしまいました。その悪臭を抑えるため、油を分離して浮かせるための加圧空気の中にオゾンを混合させ、オゾンによる脱臭効果で加圧浮上設備からの悪臭を軽減する設備を開発しました。なお、分離された油交じりのスラッジからの臭気も、オゾンの脱臭効果により軽減させることができ、二次公害の防止にも役立っています。