工場排水処理施設 仮設用膜処理施設(仮設設備・設置・リース・撤去工事)
工場の増産により排水量が大幅に増加して、現状の沈殿槽では処理ができなくなり早急に排水処理施設の増設が求められた。
計画では、増加した排水量を処理するため新たに沈殿槽を大きくして設置する計画であったが、その工事期間が約6ケ月と推測された。
その期間、増加した分の工場排水をどのように処理するかが課題となった。
工場の増産による排水量の増加は日量200㎥/日の仮設用膜設備をリースして対応することになった。
※最大出は300㎥/日の仮設膜設備も提供できます。
仮設膜設備の概要・能力
外寸
7,814L×2,260W×2,460H
能力
200㎥/日 処理水の取水量
曝気槽のMLSS 6,000mg/ℓ
平膜の穴の大きさ 0.4μm
平幕100枚×5ユニット
クレーン(25tラフタークレーン)による設置
仮設用膜設備設置完了
膜能力 200㎥/日
発電機 250A
仮設用膜設備設から処理水の状況
200㎥/日
9.0~9.7㎥/hで処理水を放流
10分に1分処理水ポンプが停止するため能力は(9.3㎥/h×24h)×0.9=200㎥/日です。
処理水水質
SS 1.0mg/ℓ 以下
BOD 10 mg/ℓ 以下